本文へ移動

子育て相談コーナー

子育て相談を始めました

    子育てで悩んでいるママさんへ
    子どもにどう接したらよいか迷っているママさんへ
 
ご相談フォームはこちら
 
もちろん無記名でいいですよ。
毎週日曜日に、その週で一番多かった相談とその対処法をこのコーナーで紹介します。
経験豊かな臨床心理士が、丁寧にわかりやすくお答えします。
お気軽にメールしてみてください。
                           お待ちしています  
     

2018年10月19日のお問い合わせ

「相談内容」
2歳4か月の娘がいます。
言動共に成長が早く、周りからも早い早いと言われています。
具体的には1歳前から話しはじめ、
今では、普通に会話になります。
遊びも3・4歳の子と普通に遊べ
生活も着替えトイレお風呂ご飯などほぼほぼひとりでこなせます。
無理やりやらせたり教えた覚えはなく自然にできるようになっていました。
そんな娘ですが、成長が早かったからか自我がすごいです。
イヤイヤ期の対処でいやなことに付き合ってあげても終わりが来ません。
お外遊びで帰りたくない、歯磨きしたくない、着替えたくない、
「そう」と受け入れても一向に帰らない歯磨きしないと頑固です。
次第に私もイライラが溜まってきて怒鳴ったり叩いたりして
娘の自我を抑え込んでしまっています。
毎日毎日ダメな親でごめんねと思いつつ、イライラが抑えられません。
次から次へとイライラすることをされ、どうしていいかわかりません。
娘がお昼寝をしたり夜寝たりしてやっと一息をつくと
涙が出てきて、私は何をしているんだろう・・・
と辛くてしょうがないです。
主人が休みの日など一人の時間を作ることもあるのですが
また平日になれば同じことの繰り返しです。
 
「佐藤から」
楽しみなお子さんですね。
2歳4か月、まだまだイヤイヤ期なのかもしれません。
賢いお子さんですから、目から入る情報で刺激してみてはいかがでしょう。
例えば、ルーティンをホワイトボードなどに
着替えの絵・歯磨きの絵・・・
など順番に貼って、出来たら「O.K.」とか「できたね」などの印を
一緒に確認するなどです。
 
今回のご相談の場合、言葉での解答には、限界があります。
直接親子のかかわりを見ると、適切なアドバイスができると思います。
一般には、あなたのやり方で多少は収まるのですが、
何かうまくいってない事があるのかもしれません。
 
ぜひ、魔法の子育ての体験を受けにきたください。
他のお母さんのお話も聞けるし
同じことで悩んでいるお母さんともお話しできると思います。
お待ちしています。
 
お問い合わせ先:0289-63-1665
 

1歳5か月の男の子が、人見知りが激しくて困っています

質問:お悩みママから
1歳5ヶ月の男の子です。人見知りが激しくて、 サロンやサークルなど外へでると
常に私の膝の上にいます。
他のお友達は次々とおもちゃを手に取り遊び始めるのですが、
それをじっと見ています。
私がおもちゃを手渡せば遊び始めますが、
私が少しでも離れると泣いてしまいます。
抱っこして一緒に遊びますが、やがて帰りたくなり大泣き。
友達と関われるよういろいろなところに参加していますが、
全然なれません。
いつか私から離れて
友達と楽しく遊ぶことができるようになるのでしょうか。

回答:さとう
1歳5か月では、まだまだお友達とうまく遊べません。
一般的に、お友達と遊べるようになるのは、4~5歳になります。
それまでは、お母さんをはじめとして、
大人とのかかわりが大切です。

また、まだまだ人見知りの時期でもあります。
人見知りをするということは、
「お母さんが大好きで、お母さんでなくてはいや」ということですから、
あなたが、子育て一生懸命している証拠です。

そうは言っても、わが子だけが
参加できない様子を見るのは、悲しいし
ママとしての自信がなくなりますよね。

あまり無理しないで、お子さんのペースに合わせてあげて下さい。

1つ提案です。
私たちのやっている「ばんびーに」には
色々なお子さんが来ます。
もちろん、なかなか参加できない子もいます。
私たちは無理をしません。
子どもは、一緒にできなくても
その場にいるだけで、たくさんのことを学んでいきます。
ですから、一度「ばんびーに」いらっしゃいませんか?
大丈夫。きっと一緒にできるようになりますよ。

2歳の男の子のしつけはどうしたらよいですか?

質問:ぼちゃぼちゃママより

2歳の男の子ですが、「しつけ」はどのようにしてすればよいのでしょう?

 

回答:さとう

どのママも悩むことですね!

           

ところであなたは性善説をとりますか?それとも性悪説ですか?

子育てをするにあたって、

一度あなたのポジションを考えてみてはいかがですか?

 

性善説を取れば、もともと良いものを持って生まれてくるのだから、

それをそのまま伸ばしてあげればよいということになります。

性悪説をとれば、悪いものを持って生まれてくるのだから、

厳しくしつけて、曲がっている根性を真っ直ぐにしなくてはならないことになります。

 

私は、性善説を取っています。

長い歴史を通して、人間としてやっていいこと悪いことは

遺伝子に書いてあると信じています。

性善説は、子育てに関して日本古来の考え方です。

 

また、別の方向から考えると、子どもは(私たち大人もそうですが)

大人を見て学ぶことがほとんどです。

 

ということは、「~をしなさい」「~してはいけません」「~はこうすべきです」

という口で言うしつけは、必要ないと思っています。

 

挨拶をする子にしたかったら、あなたが挨拶をしてください。

靴をそろえられる子になってほしかったら、あなたが靴をそろえてください。

読書が好きな子にしたかったら、あなたが本を読んでください。

親切な子になってほしかったら、あなたが親切にしてください。

きれいな言葉を使う子になってほしかったら、あなたがきれいな言葉を使ってください。

 

子どもは、あなたの鏡です。

あなたが、見本を見せてあげて下さいね。

テレビやDVDが大好きで暇さえあれば見ています

質問:お悩みママから
テレビやDVDが大好きで暇さえあれば見ています。 しかし、ついつい朝など、親の忙しい時間に見せてしまうことがあります。
出来るだけ子供が絶対に見たい番組はみせてあげて、
その間に家事などこなすつもりですが…
見る時間をコントロールするにはどうしたらよいでしょうか?
また、家事をするためにテレビの存在はおおきいのですが、
それは間違いなのでしょうか?
一人で見せずに飽きるまで一緒に付き合ってあげるべきでしょうか?

回答:さとう
子どもたちは、テレビやDVDが大好きですね。
家事をしなくてはいけない時間、
面倒を見てくれる人がいないときには、、
テレビやDVDに助けてもらってもよいのではないでしょうか?
実は、私も上手に利用してきました。

ただ、家事をするためとはいえ、午前中2~3時間、午後2~3時間、
夜2~3時間。
その間ずーとテレビやDVDに子守をしてもらうのは、
問題があると思います。
午前・午後・夜30分から1時間ほどだと思います。
 
子育て中は、思いっきり家事の手を抜いていいと思います。
間に合わないときや子どもの具合が悪いとき、
あるいは、ママが疲れていたり調子の悪いとき、
お惣菜に助けてもらうのもいいでしょう。
あまり汚いのは困りものですが、
ざっと掃除機をかけるくらいで、
「細かいところに多少ほこりがあってもよしとしましょう。」
これは、私が義母に言われたことです。

さて、見る時間のコントロールですが、
毎日のだいだいの日課があるといいと思います。
例えば          ママ            子ども
       6:00 起きる            起きる
     ~ 7:00 朝ごはんの用意・洗濯     テレビ
     ~ 9:00 一緒に朝ごはん・お片付け・お掃除・読書
     ~11:00 一緒に外遊び
     ~12:30 一緒にお昼を用意して食べる
     ~14:00 一緒にお昼寝
     ~16:00 買い物がてら外遊び
     ~17:30 夕ご飯の用意・洗濯ものの片づけ テレビ
     ~19:00 一緒に夕ご飯・お片付け
     ~20:00 一緒にお風呂に入って寝る など
おおよその日課があると、子どもは次に何をするかわかるので、安心します。
リズムのある生活をすることは、子どもの成長に大切なことです。
昔から「早寝早起き」と言われます。
成長ホルモンは、夜9時ごろから夜中の2時ぐらいに分泌されます。
しかも、この時間に眠っていないといけません。
まさに、「寝る子は育つ」です。

お子さんが、納得いくまで一緒に見ることはないと思います。
テレビやDVDも面白いですが、
子どもは、お母さんと一緒にすることの方が大好きです。
一緒にお菓子を作りましょう。
一緒にお掃除をしましょう。
一緒にお買い物をしましょう。
一緒に追いかけっこをしましょう。
一緒にお歌を歌いましょう。
一緒にご本を読みましょう。
テレビやDVDは、受け身なので、子どもの色々な能力が磨かれません。
テレビより面白いことがあることを教えてあげましょう。

ついつい下の子を抱っこしてしまいます

質問:名無しのごんべいさんから
4才と1才の子育て中ですが、上の子と遊んだり抱っこしていると、
下の子がヤキモチをやき、大泣きします。
どちらもかわいいのですが、ついつい、泣かれてしまうと、下の子を抱っこせざるを得ません。
上の子は我慢させてしまって、大丈夫なのですか?
 
回答:さとう
そうですね。
一緒にいたら、泣いている下の子を抱かざるを得ませんね。
下の子は、ママの愛を独占するために、すごいテクニックを持っています。
 
お出かけしたら、上の子のやりたいことをやらせてあげましょう。
欲しいものがあったら何でも買ってあげましょう。
 
物のことを言うと、必ず「わがままになってしまう」というお母さん方がいますが、
私たちは、生まれた時が、一番わがままで自己中なのです。
十分に生理的欲求を満たしてもらい、物欲を満たしてもらって、
さたに沢山の欲求(わがまま)を満たしてもらって初めて、
人を思いやることができます。
人を愛することができます。
自己コントロールができます。
自己中を脱することができます。
 
さて、話を元に戻しますと、
好きなことをさせ、欲しいものを買ってあげ、
次が一番大切です。
「一番好き」といって、いっぱいいっぱい抱っこしてあげましょう。
1週間に一度の特別なs時間で、
ママの言うことをよく聞く
下の子の面倒をよく見る、やさしいお兄ちゃんやお姉ちゃんになること間違いなしです。
 
ぜひやってみて、結果を知らせてね。
まってま~す。
 
さて、上の子のフォローですが、
パパやおじいちゃん・おばあちゃんの助けを借りましょう。
下の子を誰かに預けて、上の子と二人で出かけて、
特別な時間が週に1回ぐらいもてるといいですね。

好き嫌いが激しいです

質問:ななしのごんべいさんより
1歳児ですが、好き嫌いがはげしく、
お菓子(たまごぼーろ)や気に入ったものしか食べません。
どうしたらよいでしょう?
 
回答:さとう
私の息子も好き嫌いが激しかったです。(今もかなりです)
離乳食の時は何でも食べたのですが、
風邪で高熱が何日か続いた後から、急に食べなくなりました。
 
私の先生、金盛先生の口癖は、
「子どもは、いつでも必要なものを必要なだけ食べているから大丈夫」なので、
1歳から3歳までは、お肉もお魚も野菜もなし。
何を食べたの?え~と、ふりかけごはんにたまごに
今チーズかけスパゲティーに牛乳に・・・
お菓子は、食べたかな?
それでも、大きな病気もせずに大きくなっています。
 
大切なことは、食べさせるためにバトルをしてしまうことです。
バトルをすると、「お母さんは僕を嫌いだから、嫌いなものを食べさせるんだ」と思い、
自分が嫌いになったり、自尊心が低くなってしまいます。
そのほうが、問題です。
 
基本的には、喜んで食べるものを食べさせてあげましょう。
たとえば、野菜を食べさせたかったら、ジュースを試してみます。
いろいろ工夫しても食べないときは、あきらめましょう。
でないと、イライラして八つ当たりをすることになってしまいます。
 
学校に行くようになると、給食なので
徐々にいろいろ食べるようになりますよ。
食べさせることよりも、楽しんで食事することを大切にしてくださいね。
 
 
 
 
 

子どもに夫婦げんかの場面を見せてしましました

質問:名無しのごんべいさんから
口論の末、わたしが夫から突き飛ばされた光景を子供にみせてしまいました。
DVにあたるのか、判りませんが、大変ショックです。
子供の心情を思うと、悲しくて涙が出てきてしまい、
ダメな両親で申し訳ない気持ちでいっぱいです。
仮面でも子どもの前ではなかよくしたほうが良いでしょうか?
 
回答:さとう
このコーナーは子育て相談なので
お子さんへの対応をお答えさせていただきます。
 
みんな誰でも、けんかをしているところを見たくありませんよね。
特に子どもは、お母さんがつらい思いをしていると、悲しくなってしまします。
小さいお子さんは、考え方が自己中心的なので、
自分のせいでお母さんが苦しんでいると思い不安にもなります。
 
ですから、お子さんを思いっきり抱っこして、
「ごめんね。驚かせちゃったね。でも、ママ、大丈夫だから。」
「○○ちゃんが、一番好きだよ」などを何度も言ってあげましょう。
いっぱいいっぱい抱っこすれば、落ち着くと思います。
 
 
 

2歳になってもおっぱいがやめられません

質問:名無しのごんべいさんより
2歳になってもおっぱいを辞められません。
いつまで続くのしょうか?
発達に支障がありませんか?
 
回答:さとう
大丈夫です。やめる時が来たらやめます。
なんて答えたら、なんて無責任な回答だと思われるでしょう。
でも、本気の答えです。
やめる時が来たら、自分から「もういらない」と言います。
 
ミルクが十分出るとかは別として、
ママのおっぱいを口に含み吸うことは、
たぶんこの世で一番幸せで安心できることだと思います。
大人になっても眠りに落ちる一瞬まえに
おっぱいを吸うように唇が動く人もいます。
 
大丈夫です。必ず卒乳しますから。
それよりも、無理に断乳すると、心に悪影響を与えます。
想像してみてください。
安心できる大好きなものを取り上げられる苦しさや悲しさを。
  
子どもの心も頭も自己中心ですから、
「自分が悪い子だから」
「お母さんは自分を嫌いだから」
   ・・・「だから大好きなおっぱいを取り上げるんだ」と思ってしまいます。
不安がいっぱいになって、ぐずることが多くなり
結果、お母さんとの悪循環が始まります。
 
「自分が悪い子」「お母さんは自分を嫌い」このような気持ちは、
自尊心を低くします。自尊心の低い人は、色々な問題を起こします。
だから、断乳ではなく、ぜひ卒乳をさせてあげてください。
 
大丈夫。大丈夫。すべては、一番ちょうどよいときに起こりますから
 
 

ほかの子に噛みついたり、叩いたり、飛びかかたりしてしまいます。

質問:名無しのごんべいさんから
2歳になったばかりの男の子です。
お友達ができるといいなと思って、公園やサロンなどへ行くようにしているるのですが、
ほかの子がいると、突然噛みついたり、叩いたり,飛びかかて倒してしまったりします。
当然相手の子は泣いてしまうし、お母さんも「大丈夫」と口では言ってくれますが・・・
どうしたら、やらなくなるでしょう?
 
回答:さとう
相手の子にもそのお母さんにも、申し訳ない気持ちでいっぱいになったことでしょう。
また、そんなことをしてしまうわが子にイライラしたでしょう。
二人きりになった時に、「どうしてそんなことをするの!」と言ってしまったかも知れませんね。
やりきれなくて、涙を流したのではないでしょうか?
 
あなたのお子さんが、噛んだり叩いたりするのには色々な理由があります。
 
1つは、口の筋肉が育っていないので、言いたいことを言葉で言えないことです。
言いたいことが言えないので、イライラしてつい行動で表現するのです。
 
あるいは、お母さんと十分なコミュニケーションが取れていないことも考えられます。
お母さんが一方的に命令をして黙って従わせていたり、あるいは、ただほっておくようであると
子どもは、自分の気持ちや意志を伝える機会に恵まれません。
そのため、なかなか自分の気持ちや意志を上手に伝えられるようにならないのです。
ですから、「いや」であることを伝えるために、どうしても、手がでてしまうのかもしれません。
 
あるいは、しつけの一環として、
お父さんやお母さん、あるいは、身近な大人から叩かれていることはないでしょうか?
子どもは、ほかの人どうふれあうかを、親の姿を見て学習しています。
自分が叩かれると自分も叩いてよいと学べます。
厳しいしつけをしていないか、振り返ってみてください。
 
ただ、必要以上に原因追及をして誰かを責めることはやめてください。
では、どうしたらよいか次のことを試してください。
まず、子どもをいっぱい抱きしめて「だ~い好き。一番好き」と言ってください。
それから、子どもといっぱい遊んでください。
午前中2時間、お昼ご飯とお昼寝をはさんで午後2時間は、お外で遊びましょう。
一緒に砂遊びをしましょう。
一緒に遊具遊びをしましょう。
一緒にかけっこをしましょう。
秋ですから
一緒に落ち葉を拾いましょう。
一緒にお芋を焼きますか?
家に中で、
一緒にクッキーを焼きましょう。
一緒にご飯を研ぎましょう。
一緒にトイレそうじをしましょう。
 
いっぱい一緒にして、できたことをいっぱい褒めてあげてください。
「1番好き」っていっぱい言って、いっぱい一緒に楽しいことをすれば、
お友達を噛んだり、叩いたりしなくなると思います。
ぜひ試してみてください
お母さんが楽すると、子どもにストレスがたまります。
ヘロヘロになるまで付き合ってあげて下さい。
応援してます。
 
 

「幼稚園に行きたくない」と言います

質問:名無しのごんべいさんから
年少の長男が、朝になると「幼稚園に行きたくない」と言います。
理由を聞いたら、どうも同じクラスの子にたたかれているようです。
先生にお聞きすると、「行ってしまうと楽しそうにしている」そうです。
朝ちょっと背中を押せば行くので、つい行かせてしまうのですが、このままでよいのでしょうか?
 
回答:さとう
わが子が叩かれているのを知って、つらいですね。
しかも「幼稚園に行きたくない」と言われたら、お母さんとして本当に悩みますね。
もし子どもの「行きたくない」気持ちを優先させ、その結果
ずっと幼稚園に、果ては学校にも行けなくなったらとまで考えてしまうでしょう。
 
幼稚園生や小学低学年の場合は、
先生に事情をお話しして、介入してもらうのが良いと思います。
ただ、いくら先生がよく見てくれても、
ストレスがたまっている子は、先生のすきをついてたたいてきます。
 
先の話になりますが、小学校中学年以上の場合には、冷静に対処してください。
相手の親に直接抗議したり、先生に介入を求めたりすると、
「チクッた」と言ってもっといじめが陰湿で隠れたものになります。
まず、子どもの気持ちを聞いてください。
「先生に話して注意しえもらいたいのか、それともただ話を聞いてほしいのか」
そして、子どもの言うとおりにしてあげて下さい。
 
大切なことは、子どもが「つらい」「ひどい」「幼稚園に行きたくない」など
自分の素直な気持ちをお母さんに話せることです。
そして、その気持ちをお母さんに共感してもらうことです。
アドバイスがほしいわけではありません。
おお騒ぎをして欲しいわけではありません。
子どもは、ただ自分のつらい気持ちを、お母さんにだけわかってほしいだけです。
 
年中さんになるときに、クラス替えがあるようでしたら
その旨をお願いするのもいいと思います。
 
いじめは、残念ながらなくなりません。
お家でストレスを抱えている子が、外でストレス発散をします。
わが子をいじっめっこにしたくなかったら、家の居心地を良くしてください。
わが子が自ら命を落とすようなことが起きてほしくなかったら、
お母さんやお父さんが、どれだけ愛しているかを伝えてください。
 
本題に戻り、朝「行きたくない」と言うときの、子どもの表情をよく見てください。
お母さんならわかるはずです。
これは無理だと思ったら、行かせなくてもよいと思います。
幼稚園は、義務教育ではないのですから。
 
お休みしたら、思いっきり楽しい時間を過ごしてください。
エネルギーが貯まると、きっと自分からいけるようになって、たたき返せるかもしれません。
あなたのお子さんの生きる力と勇気を信じて、応援してあげてください
 
 
 

「イヤ」「ヤダ」どう対応したらよいの

質問:夏バテさんから
2歳の娘が、最近何を言っても「イヤ」とか「ヤダ」と言っていうことを聞きません。
早くやらせようとして、ついつい声が大きくなり怒鳴ってしまいます。「勝手にすれば」
どう対応したらよいのでしょう?
 
回答:さとう
順調に第1次反抗期に入っておめでとうございます
お母さんが、ちゃんとお子さんの気持ちを受け入れてるから、
自我が育ち始めた証拠です。
 
この時期、無理やり力ずくで、親の言うことをきかせることは可能です。
しかし、そうすると、子どもは自分に自信がなくなって
自ら考え行動することをやめてしまいます。
やがて、大人受けの良い・大人の言うことをよく聞く
いわゆる「いい子」が誕生します。
小さいうちは、これでもよいですが、成長するにつれて問題が出てきます。
 
では、どうしたらよいのでしょうか?
例:「ご飯を食べよう」・・・「ヤダ」という時
「うん、わかった。お母さんは、お腹がへったから食べるね。いただきます」などと言って食事を始めてください。そうすると、子どももあわてて来て食べ始めます。
食べないときは、ほっておいていいと思います。
そして、こどもが食べたくなった時には、用意してあげましょう。
  
このようなアドバイスをすると、「わがままになってしまう」と
たいていのお母さん方は心配します。
大丈夫です。私たちは、生まれた時が一番自己中で、
自分の要求を星の数ほど受け止めてもらうことで、自己中を卒業するのです。
 
本題から少し離れてしまいましたが、
「ヤダ」と言われたら、「そう」と軽く流して、
しなくてはならないことをしてください。
「早く○○しなさい」「なんでお母さんの言うことが聞けないの?」
などと言ってバトルすると、大きくなって問題がでます。
お子さんの大切な自我の成長の時です。
いらいらするのは十分わかりますが、「イヤイヤ」に付き合ってあげましょう。
 
「魔の2歳児」と言われるのもわかりますね。
でもこの時期をうまくすごせたお母さんは、
思春期も上手にクリアーできるといわれています。
だから、大変でも頑張ってね応援してます。
 
 

初めての質問がきました:兄弟げんか どう対処するの?

質問:困ったママから
4歳と2歳の兄弟がいます。最近兄弟げんかが頻繁にあります。
加減がわからない同士で、いつ大怪我をするか心配です。
どのようにしてやめさせたらよいでしょう?
 
回答:
兄弟がいて、けんかができることは、素晴らしいことです。
喧嘩をすることによって、色々な学びがあります。
負けて悔しい思い、相手を泣かせて後ろめたい気持ち、謝るチャンス
どのくらい力を入れた痛いのかなど、沢山のことを学習しています。
ですから、できるだけ見守っていてあげて下さい。
少しぐらいのすり傷やひっかき傷は、経験させてあげましょう。
ただし、危険なものを持った時には、取り上げてください。
素手で戦わせましょう。
 
喧嘩を止めると、どうしても片方(たいていは小さい方)の見方をすることになります。
上の子が「お母さんはいつも弟の見方ばかりする」と思ってしまうと
喧嘩の回数は増えるばかりです。
あるいは、お母さんが見ていないところで、下の子をいじめるかもしれません。
ですから、本当に危険がない限り、黙って見守ってあげてください。
 
兄弟げんかの本質は、実はお母さんの取りっこなのです。
上の子は「弟の方がお母さんに好かれている」
下の子は「お兄ちゃんほうがお母さんは大切なんだ」などと思ていることが多いようです。
ですから、一人一人と一一対一になる時間を意識的に作り
「○○ちゃんが、一番好きだよ」って言ってあげて下さい。
ただし「~より」はつけないでくださいね。
自分が一番好かれていると確信できると、お互い優しくなります。
 
とっても簡単な魔法の言葉「一番好き」を言いながら、ぎゅーと抱っこすれば最高。
ぜひ、試してみてください

Copyright あも~る・さとう
乳幼児能力開発教室あも~る
〒322-0027
栃木県鹿沼市貝島町500-1
TEL:0289-63-1665
まほうの子育て・ソロバン
------------------------------
総合教育研究所クリオネ
〒322-0027
栃木県鹿沼市貝島町500-1
TEL:0289-63-5358
学習塾・英会話・カウンセリング
------------------------------
星野音楽・体操教室
〒322-0022
栃木県鹿沼市東町2-5-15
TEL:0289-63-1665
・音楽教室・体操教室・ヨガ
 ------------------------------
TOPへ戻る